サンバ - ラテンアメリカン

サンバといえばリオのカーニバルですが、社交ダンスでいうサンバは別物です。サンバの特徴的な動きに「バウンス・アクション」というものがあります。
バウンス・アクションとはひざの屈伸運動を利用して腰を振る動作をいいます。また、カウントの取り方もステップによって変化することがあります。

拍子|速さ(小節/分)

2/4|50

衣装

ドレス

ステップ

注意点

  • サンバウィスクでは支え足でもう一方の足を押し出す感覚
  • サンバウォークの1歩目骨盤を上に、2歩目は骨盤を下に

歴史

サンバはアフリカ人奴隷が踊ったバイーアから発展したと言われています。ブラジルのサルバドールには、アフリカからたくさんの黒人奴隷が連れてこられました。そして、サルバドールからリオへ遷都すると、次第に奴隷もリオへと流入していきます。リオへ移住したアフリカ系の黒人は、打楽器のみで構成するバトゥカーダというサンバ音楽に様々な要素を取り入れ、ブラジルを代表する音楽ジャンルを作りました。
その一方、サンバと同じリズムの「マシシ」というダンスが、上流階級の舞踏会で盛んに踊られていました。このマシシとサンバの融合によって、現在のサンバができあがりました。
競技ダンスにサンバが取り入れられたのは1960年代です。

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