タンゴは南米で生まれたダンスと聞くと、サンバなどのラテン系のように感じますが、社交ダンスで踊られるタンゴはアルゼンチンからヨーロッパに伝わったものなのです。
このため、タンゴはモダン系に属することは自然な事になります。女性がよく首を使うのが特徴で、キレのある動きをします。
拍子|速さ(小節/分)
2/4|33
衣装
男性:燕尾服 女性:ドレス
ステップ
注意点
- 上半身と下半身にブレがおこらないように
- 男性の右アームはボディと一体になるように
- 女性の左手は、男性の右脇の下あたりにで手のひらは見えないように
歴史
アルゼンチンのブエノスアイレスが発祥のモダンダンスで、1900年代にパリで流行し、イギリスに伝わりました。
タンゴはコンチネンタルタンゴとして弦楽器の音楽に乗せてヨーロッパに広まり、第1次世界大戦以降は競技ダンスとして踊られています。これとは別にアルゼンチンタンゴもあります。
アルゼンチンタンゴは、タンゴ発祥の地アルゼンチンで発達したもので、バンドネオンと呼ばれる楽器やギターを使い踊られます。1980年代後半の「タンゴ・アルヘンティーノ」公演をきっかけに、日本でも普及していきました。