ラテンアメリカン

スタンダードモダンに比べると歴史が浅く、ラテンアメリカンのダンスがヨーロッパに伝えられたのは、1913年のサンバが最初になります。日本に上陸したのは1962年で、英国人によりデモンストレーションされました。ラテンアメリカンは、スタンダードモダンと違い自由度が非常に高いダンスで、チャチャチャ、ルンバ、サンバ、パソドブレ、ジャイブの5種類があります。

チャチャチャ

ルンバとマンボの曲から派生して生まれた4拍子の軽快なダンスで、スピード感があります。基本的な動きがルンバに似ている部分もありますが、メリハリがあり、素早い動きが必要とされます。

ルンバ

4拍子の滑らかにゆったりと踊るダンスで、鎖でつながれた黒人奴隷が、太鼓の音に合わせて踊ったのがルーツだと言われています。ラテンアメリカンの中は最もゆったりしていて、ステップも一番覚えやすいダンスです。

サンバ

2/4拍子の弾むようなような動きが特徴で、有名なリオのカーニバルでも踊られる、エネルギッシュで華やかなダンスです。ルンバやチャチャチャのように1カ所で踊るのではなくL・O・Dに沿って踊ります。

パソドブレ

パソドプレは2/4拍子の力強い動きが特徴のダンスです。もともとはスペインの闘牛場での入場音楽でした。それが、舞踏曲となり民衆にも踊られるようになりました。基本的には1、2、1、2とマーチの音楽に合わせて踊ります。

ジャイブ

4/4拍子のリズミカルな曲で軽やかに踊るダンスで、スイングジャズから生まれたダンスです。このダンスのルーツはジルバで、曲のテンポや動きが速いため、初心者は難しく感じてしまうかもしれません。

社交ダンスと競技ダンスの違いとは

社交ダンスとは男女がペアになり、楽曲に合わせて自由に時にはアドリブなども加えて踊るダンスを指します。
競技ダンスと社交ダンスを分けて考えられることも多いですが、実際は同じダンスをスタイルを変えて踊っているということで区別されるものではありません。

パーティーなどで披露されるソーシャルスタイルで踊るダンスと、競技会などでコンベンションスタイルで踊るダンスという様に同じ内容でも表現の方法が違うのです。
社交ダンスは年齢を問わず、若い人から年配の人まで人気があり、特に競技ダンスにおいてはテレビ番組などで大会優勝を目指すという番組が放送され認知されるとともに人気も出ました。
大会への出場や級を取得することを目指している人には競技ダンスが向いていると言えます。

将来自分でも教室を持って生徒に教えたい人には受賞履歴にもなりますし、箔がつきます。
またそういった級や大会よりも自由に踊りたいという人には競技会はあまり向いていないかもしれません。

大胆で輝く装飾が美しい社交ダンスのドレス

ドレスは、華やかなデザインが素敵です。色はピンクからオレンジ、イエローからレッド、シルバーなどの色があり、表面には多くのキラキラとしたスパンコールなどが散りばめれています。

胸の部分が大きく大胆に、Vの字に開いているデザインが多く、よりセクシーな印象の物が多いのが特徴です。レース素材を使っていたり、腰の部分が引き締まっていて裾に向かってヒラヒラと動くフレアーが付いているデザインが多いです。

動く度に、光って流れる様な動きになるスカートの裾が素敵です。その社交ダンスのドレスは、レンタルもあって4万円ほどで安く借りれて便利です。
ヌーディタイプからスタンダートなど色々なデザインと、タイプを取り扱っているショップがあります。ネット価格で購入出来て、自宅からいつでも購入出来ます。

社交ダンスでは、より華やかに見える色のものを選び、自分の背丈を考えたドレスを選ぶと良いです。足首が見えるほどの位置までの丈で、足が完全に見えない丈が、より社交ダンスを美しく見せてくれます。

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