パソドブレは、スペインの闘牛とマタドール(闘牛士)、フラメンコをイメージしたダンスです。
競技ダンスでは、ラテンダンスに分類され、社交ダンスでは、リーダー(男性)は、マタドール(闘牛士)。
パートナー(女性)はカポーテ(闘牛に使われる赤い布)や闘牛をイメージして踊られます。
拍子|速さ(小節/分)
2/4(3拍子の要素が入り、6/8拍子で演奏されることもあり)
衣装
男性:マタドールをイメージしたジャケットなど
女性:カポーテや闘牛をイメージした赤のラテンドレス
ステップ
注意点
- ウォークする際、後ろ足は伸ばして残すように動く
- 両腕は、円を描くようにしてフレームを作る
歴史
パソドブレは、闘牛の入場演奏曲の総称を指し、
1920年代頃より民衆にも広まりました。
民衆の間では、「スパニッシュワンステップ」とう名称で広がり、
フランスに渡り、今のパソドブレ形式のダンスになったと言われています。
また、他のラテンダンスの種目は女性が主役であるのに対し、
パソドブレは、男性が主役になるという点が、このダンスの大きな特徴であると言えます。
パソドブレ「paso doble」はスペイン語で「倍のステップ」という意味で
通常の倍の早いテンポで演奏されます。
競技ダンスや技術検定の標準種目となっているダンスでもあります。