コラム

社交ダンス教室の見学で不安になること

社交ダンス教室に見学に行ってたまにぎょっとしてしまうのは、教室の壁にかかっている風俗店営業許可証です。
これは男女が密接して踊ることが不道徳とされていた、古い古い時代の名残なのですが、なかなか法律は現代に追いついてこないようです。

でも見学して、ふつうの社交ダンス教室だと思える雰囲気であれば安心して大丈夫です。
それでも不安感が拭いきれない場合は認定指導員がいるところを選びましょう。
認定指導員とは公益社団法人全日本ダンス協会連合会または財団法人日本ボールルームダンス連盟が国家公安委員会に推薦した指導員のことです。

なんだか長ったらしい名前の団体と国家公安委員会などという言葉が出てくると、かえって不安が増したでしょうか?
法律上の必要手続きを踏むとなると、こんなものです。
それより、もっと気楽に社交ダンスを楽しんで、姿勢を正しく、仲間と交流したほうが気持ちが晴れ晴れします。

ダンスをしている人はみな背筋がピシッと伸びていて、見ていても気持ちが良いものです。
そんなところに風俗の雰囲気が入り込む余地はありません。

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